南ア中部
三伏山
(2600m)、本谷山(2658m)、塩見岳(3047m)、北俣岳(2940m) 2010年9月18-19日
所要時間
9/18 5:25 鳥倉林道ゲート−−6:02 登山口 6:10−−7:24 水場 7:30−−8:00 三伏小屋−−8:10 三伏山−−8:52 本谷山 9:08−−10:07 塩見新道分岐−−10:18 塩見小屋−−11:05 塩見岳西峰−−11:08 塩見岳東峰 12:??(写真撮り忘れ)−−13:09 北俣岳−−13:28 雪投沢テント場(幕営)
9/19 4:45 雪投沢テント場−−5:52 塩見岳 7:06−−7:52 塩見小屋−−9:04 本谷山 9:36−−10:13 三伏山 10:23−−10:31 三伏小屋−−11:18 豊口山取付き(休憩) 11:26−−11:52 登山口−−12:09 水浴び 12:13−−12:30 鳥倉林道ゲート
注意! 2010年9月18日現在、塩見新道に通じる三峰川沿いの林道は、最終集落の杉島で施錠された鎖の車止めが新設され一般車は通行不能となったため、一般登山者の塩見新道利用は実質上不可能となった。新設車止めから旧ゲートまで約16〜17kmあるため、徒歩では時間がかかりすぎる。現在では塩見岳登山口としては塩川か鳥倉林道しか使えない。
概要
鳥倉林道から出発し、塩見岳を越えて雪投沢旧幕営地を往復。相変わらずゲート前駐車場はすぐ満杯となり路側への縦列駐車の列ができていた。塩見岳へは一般的には1泊もしくは2泊だが、少なからず日帰りを目指す登山者がいた。塩見小屋はキャパシティーが少なく、少なくとも3連休初日は地獄の混雑だったそうだ。登山道は問題無し。塩川合流点手前の水場は水が出ており貴重な給水場所。標高2700mを越えると森林限界で展望が一気に開ける。雪投沢旧幕営地は相変わらず水が豊富でいいところ。今回初めて他の幕営者を見かけた。早朝の塩見山頂は高曇りで視界はあったが空気の透明度がイマイチで北アは見ることができなかった。
地図クリックで等倍表示 |
高遠を経由して旧長谷に入り、三峰川を遡って広い舗装道路を進み幅が狭まる所が通行止め箇所だが、出ている看板は以前と変わらないが手で動かせる車止めには鎖がかかっており、鎖の端には鍵かかかっていた。とうとう本当に一般車が入れないようになってしまったか。私やDJFはもう丸山や小瀬戸山、風巻峠や黒檜山は登ってしまっているのでよかったが、これからその辺を登る人はかわいそうだ。何せ大曲ゲートまで距離があり、カシミールで測定したら約16kmもあった。これでは歩くのは不可能とは言わないが現実的ではなく自転車くらいは必要だろう。横からバイクがすり抜け可能かどうかまでは覚えていない。
さて、これから鳥倉に迂回するのは時間がかかって睡眠時間が減ってしまうがしょうがない。分杭峠手前まで登って駒ヶ根方面に下り、天竜川左岸を下ってから国道に乗り、再び対岸に渡って小渋川沿いを遡上開始。この道は久しぶりに通る。トンネル群を抜けて右に曲がり、大鹿村の中心部で鳥倉林道の案内標識に従って左に入り、あとは標識の指示どおりに進んでいけばいい。鳥倉林道は数回通っているので迷うことはなくグングン標高を上げる。途中、鹿が飛び出して急ブレーキをかけた以外は特に問題はなくゲート前駐車場に到着。金曜深夜だが駐車場の空きは2,3台分だけで、後からやってくる車は全て路肩に止めるしかない。帰りは結構凄いことになっているかもしれない。対向車とすれ違い不能で延々とバックする羽目になった大弛峠と同じ体験はイヤだなぁ。
幕営用にパッキング中に今週も忘れ物が発覚。何と家で洗って干したままのコッヘルを忘れてきた! 幸い、車の中には小さいコッヘルがあるので代用可能だが、ラーメンを作るには小さすぎて、ラーメンを割って2回に分ける必要がある。食えないわけではないので我慢するしかない。酒は97%のウォッカを100cc弱ほど。先々週は酒が切れて25%の焼酎を持ち上げたので半分以下の重量で済む。雨の心配はなさそうなので今週もフライは無し。夜中に車が何台も入ってきたはずだが、下界と違って涼しく快適な気候で、酒が効いて快適に寝られたので気付かなかった。
早朝のゲート前 | ゲート前から駐車場方向 |
林道対岸から見たゲート前駐車場 | 林道から見た奥茶臼山 |
林道から見た小河内岳〜除山 |
本日の行程はさほど長くないのでのんびり出発しても大丈夫で、睡眠時間を4時間半として5時近くに起床、朝飯を食って出発する頃にはライトが不要になっていた。たぶん日帰り組はとっくに出発した後だろうが、今から出発する人が大半であった(当たり前か)。林道の先にも点々と先行者の姿が見え、それに続いて歩きだす。右手には除山から小日影山の稜線、その奥には前茶臼山から大沢丸山にかけての稜線が見えているが、そんなところに注目する登山者は私くらいしかいないだろう。
登山口 | 唐松樹林を登る |
シラビソ樹林に変わる | 豊口山の稜線に乗る |
登山口でトイレ休憩後、本格的な登りが始まる。カラマツ植林帯をジグザグに登り、少しの間だけ小尾根に乗って再び山腹を緩やかに登り、豊口山へ続く稜線に乗る。この頃には南アらしい深いシラビソ樹林となり、その後は一貫してシラビソ樹林を登っていく。稜線北側を延々と巻いていると小さな谷で水が得られる場所があり、少々給水してタオルを濡らしておく。今日も気温は高くTシャツ半ズボンでも汗をかかされた。いつもの時期なら9月下旬も近くなれば標高2000mは涼しいのだが。
シラビソ樹林を登る | 北斜面を巻く |
水場 | 塩川分岐 |
三伏小屋 | テント場。まだテントはほとんど無い |
さらに登って塩川コースと合流、樹林の部分的に開けた場所から本来なら塩見岳が見えるはずだが本日は早くもガスが上がってきて塩見の姿は拝めなかった。ジグザグに登り続けると三伏峠に到着、それなりの人で賑わっている。テントはまだ数張しかなく、たぶん「家主」は塩見岳往復に出ているのだろう。これが今日の夕方にはいっぱいになるだろうな。こちらは初日で三伏峠泊なんてもったいなさ過ぎるので休憩することもなく先に進む。
荒川岳方面/塩見岳方面分岐 | 三伏山直下 |
三伏山山頂 | 三伏山から本谷山へと向かう |
南から見た本谷山 | 塩見岳が雲の隙間から姿を現す |
本谷山南斜面から見た烏帽子岳近辺 | |
本谷山へと登る | 本谷山山頂 |
テント場を過ぎて荒川岳方面との分岐を通過、左の道に入る。三伏山までシラビソ樹林を歩き、山頂が近づくと森林限界の雰囲気が漂って山頂近辺だけ展望が開ける。塩見岳は雲の中に入ったり雲が切れたりして出たり引っ込んだりを繰り返しているが、こちらが山頂に到着するお昼頃には完全にガスの中かなぁ。もったいないが本谷山への鞍部へ向かって標高を落とし、失った標高差+αを汗をかきながら稼ぐ。本谷山も三伏山と同様に山頂付近だけ森林限界を越える様相であるが、残念ながら木の高さが僅かに高くて三伏山ほど展望は良くない。既に歩き始めて3時間半が経過し、腹も減ってきたのでここで少々休憩。
本谷山から北上 | 倒木帯から見た塩見岳 |
シラビソ樹林を水平移動 | 中俣源頭を通過 |
塩見新道分岐 | 権右衛門山方面を振り返る |
再び歩きだし、標高が落ちると深いシラビソ樹林が始まって、しばらくはその樹林中を稜線を巻きつつ進んでいく。極端なアップダウンは無いが帰りの登り返しがイヤらしい。これがあるから登山口の標高が低くても塩見新道の方がいいのだが。権右衛門山の南を巻いて枯れ沢を通過すると急な登りが始まり、再び汗をかかされる。傾斜が緩んで尾根に乗ると左手から塩見新道が合流するが、ここが再び一般登山者通行可能になる日がくるのだろうか。帰宅後、ネットで検索をかけてみたら2010年5月中旬までは車で通行可能だったようだが、6月に大雨で林道途中が崩れて以降、少なくとも8月以降は今のように鍵がかかったようだ。
シラビソの高さが低くなる | 標高2700mで森林限界を突破 |
標高が2700mを越えると森林限界を突破、周囲はハイマツの海となり一気に視界が開ける。まだ塩見岳山頂までは遠く険しい道が続くが、標高差は300mだから1時間もかからないはずだ。相変わらず山頂は雲に沈んだり顔を出したりと不安定な天気だ。
塩見小屋 | 塩見小屋付近から見た塩見岳 |
塩見小屋付近から見た三伏山方面 | |
塩見小屋付近から見た白根三山方面 | |
権右衛門山方面を見下ろす | 2920m峰へと登る |
2920m峰から見た塩見岳 | 鞍部から最後の登りへとかかる |
塩見小屋に用事は無いのでそのまま通過。2766m峰を越えて緩やかな稜線を登っていく。2920m峰を越えて鞍部に下るといよいよ岩場が近づいてくる。前回ここを登ったときには南アにしては険しい岩稜帯で珍しい場所だと感じたが、特に難しい場所があるわけではなく鎖場や梯子は無く、落石を発生させないよう注意して歩けば大丈夫だ。おっと、先行者の落石にも要注意か。
岩稜帯へ突入 | 黄色い目印を頼りにルート取り |
登ってきたルート | 浅い谷状地形を登る |
まだ岩稜帯が続く | ここが最後の岩稜帯 |
岩稜帯は踏跡が残りにくいのでぱっと見た目ではルートが分かりにくいが、さすが一般登山道で頻繁に黄色い○印が登場し、安全なルートへと導いてくれる。ルートは稜線直上ではなくほとんどが南斜面に付いていた。前回歩いたときよりも緊張感は無く、石を落とさないよう注意して歩くだけであった。
岩稜帯が終わると山頂(西峰)は目前 | 西峰 |
西峰手前の御料三角点 | 西峰の三角点 |
傾斜のきつく険しい岩稜帯が終わるとたおやかな尾根に変貌、もう山頂間近だ。肩のような場所を越えると人が群れている西峰が目に入った。その西峰の高みより手前に三角点のような標石が立っていて、何だろうと見てみると御料三角点だった。なぜかてっぺんでないところに埋設されているが、てっぺんの岩を掘る手間を考えて地面が柔らかいところを選んだのだろうか。
西峰から見た東峰 | 東峰山頂。標識及びエアリアマップの標高は3052mだが・・・ |
東峰から見た西峰 | 東峰から見た蝙蝠岳 |
数年ぶりの西峰に到着するも、ここは最高峰ではないので写真だけ撮って素通りし、すぐお隣の東峰に立った。こちらは無人で静かでいい。残念ながらもう周囲の大半はガスに覆われ、時折東から南にかけてのガスが短時間だけ途切れるが、白根三山方面はずっとガスの中だった。展望は明日の朝に期待するか。まだ時間があるのでしばらく山頂で過ごす。後からやってきた単独男性2人組がいたが、両者とも私と同様に本日朝に鳥倉を出発、1人は三伏峠から塩見を往復し、今日の宿は小河内岳避難小屋だという。そして明日は避難小屋から悪沢岳往復とのことで元気な青年だった。もう1人の男性(大阪人)は幕営装備で、今日は蝙蝠岳を越えて徳右衛門岳付近の水場で幕営し、明日は二軒小屋から荒川岳に登り、その翌日に小河内岳を経由して鳥倉に戻るという周回ルートを予定していた。これもなかなか凄い体力が必要な日程で、入山初日の真昼間に塩見山頂までやってくる足を持つ人はそれなりの健脚ばかりらしい。
ところで、現場では疑問に感じなかったのだが東峰の標高は現地の標識やエアリアマップでは3052mだった。帰ってから地形図を見たところ、三角点のある西峰の標高は3046.9mであり、当然ながら周囲は3040m等高線で囲まれている。ところが東峰は3050m等高線が無いどころか3040m等高線すらない。つまり地形図上では標高は3040m未満である。それなのに3052mという標高はどこからやってきたのだろうか?? ちなみにネット上の国土地理院地形図閲覧サービスで見た地形図(最新)も同じで、東峰の方が5m高いとはどうしても読み取れない。ということは、東峰の3052mという標高は信用できないと言えよう。現場で見た限りは東峰の標高が3040m未満ということはあり得ないと思われるが、西峰より高いかと言われたら何ともいえず、ほぼ同等の高さと思えた。
北俣岳東直下の蝙蝠岳分岐 | 北荒川岳方面に下る |
蝙蝠岳への稜線を歩く大阪のあんちゃん | 標高が落ちるとガスの層を抜ける |
2時間近く山頂でたむろして大阪のあんちゃんと会話を楽しみ、今日は熊ノ平を出発したという大ザックを背負った外国人が山頂に到着して写真を撮ってあげてからこちらは下りにかかる。北俣岳には蝙蝠岳往復中らしい2つのザックが転がっていた。大阪のあんちゃんはここから蝙蝠岳に向かい、こちらは北荒川岳方面へと分かれた。大半の時間はガスに巻かれていたが、時々ガスが晴れると稜線上に男性の姿が見えた。
斜面に見えるザレ帯が雪投沢へのルート(踏跡) | ここで稜線を離れ雪投沢へ下る |
ハイマツの中に踏跡が続く | ハイマツの中にあるテント場(3個所くらいある) |
ここから踏跡は樹林に入る | 樹林中の最初のテント場(ここで幕営した) |
もったいないが高度をグングン下げ、雪投沢分岐に到着。文字の消えた標識が落ちているが、地図を見ないで歩く人には何なのか分からないだろう。ハイマツ中の砂礫地にはテントは見えないが、樹林中はどうだろうか。斜面を下って傾斜が緩むと踏跡は等高線に沿って緩く下り、ハイマツから幹が寝たダケカンバ樹林に突入する。雪投沢に初めて来た人だと分からないだろうが、本当の幕営適地はこのダケカンバ樹林の中にあるのだ。踏跡を進むと樹林の中に砂礫の平地が点在している(たぶん4箇所だったと思う)。頭上をダケカンバの枝葉が覆って雨避けとなってくれ、風除けにもなる。一番いいのは登山道からテントが見えないこと。昔はここは幕営指定地だったが、いつの間にかそうでなくなってしまったのだ。だから堂々とテントを張るのは気が引けるが、樹林の中なら心配せずに済む。ここはいい水場があるのだからゴミの持ち帰りを徹底し、水源の沢から離れた場所で用を足していれば、よほど大人数が利用しない限りは問題ないように思える。南アのテント場でもここは1,2を争ういい場所だと思う。
まだ踏跡は続く | 2番目のテント場 |
3番目のテント場 | 4番目のテント場 |
水場へは急な枯れ沢を下る | 切口が新しい。整備している人がいるようだ |
水場 | 水場の沢の上流方向を見る |
水場は踏跡をさらに辿って急な枯れ沢を下った先にある。予想通り今の時期も水量は豊富で、手が千切れそうな冷たい水が流れていた。水を3リットルほど汲んでから濡れタオルで汗を拭った。これで今日は気持ちよく寝られるだろう。テント場に戻ってテントを設営、あとはやることはなくお昼寝タイム。今日は塩見新道から鳥倉まで迂回し時間がかかったので睡眠時間が削られてしまい、ぐっすりと寝てしまった。ウトウトしている間に3回ほど足音が聞こえたので他に幕営した人がいたようだが、樹林中のテント場は数10m離れているし、ダケカンバの葉が邪魔をするのでお互いが見えない。どんな人がやってきたのか興味はあるが、こんな場所を選ぶのだから静寂を好む人もいるだろうとご挨拶はやめておいた。ちなみにこのテント場は3回目だが他に人が来たのは今回が初めてだった。
この日はずっとガスが漂い、夕方にはほんの短時間だがポツリポツリと雨粒が落ちてきた。しかしテント表面が濡れる前に止んでくれた。天気予報では雨の心配は皆無だったはずでちと驚いた。夕方より一人宴会を開始、ほどよく酔って眠りに落ちた。この日は気温が高く、夜中でも10℃までしか下がらなかった。
翌朝は日の出の時刻に塩見山頂に到着しようと3時間起床、樹林の隙間からは満天の星空が覗いている。今日は展望が期待できそうだ。小ぶりのコッヘルで作ったラーメンを食べてテントを畳み出発。まだ周囲は真っ暗でヘッドライトを点灯してだ。他のテントの住人はまだ眠っているだろうか。テント場では時々強風が吹きぬける音がしていたが稜線に出ても大した強さではなく、体が温まるとTシャツ姿でちょうど良かった。
夜明けの北俣岳から白根三山 | 北俣岳から見た蝙蝠岳方面 |
北俣岳から日の出 | 山頂までもうしばらく |
周囲が明るくなりだせば森林限界を超えた邪魔者皆無の稜線なのですぐにライトは不要となる。雲は出ていないのだが薄い霞がかかっているようで、白根三山でさえも少し霞んで見えていた。残念ながら北アルプスは影も形も見えなかった。まあ、今年は何度も見ているのでいいか。北俣岳に出ると1つのテントがあって住人が外に出ていた。これから蝙蝠岳往復とのことで、ここから出発だと今日の日程はかなり楽になるだろう。北俣岳の少し先で日の出を迎えた。
山頂が近づく | 自分の影 |
塩見岳東峰 | 伊那谷に写る塩見岳の影 |
塩見岳東峰から見た富士山 | 塩見岳東峰から見た西峰 |
塩見岳東峰から見た白根三山(クリックで拡大) | |
塩見岳東峰から見た白根南嶺 | |
塩見岳東峰から見た蝙蝠岳 | |
塩見岳東峰から見た南ア南部(クリックで拡大) | |
塩見岳東峰から見た笊ヶ岳周辺(クリックで拡大) | |
塩見岳東峰から見た大沢岳と南ア深南部(クリックで拡大) |
鞍部に下って最後の登り。再び山頂が見えると数人の人影がたむろしていた。いいなぁ、山頂で日の出が見られて。もう少し早く出発すればよかったなぁ。山頂に到着すると西寄りの冷たい風が強く、東側に風を避けながら休憩に入り、ゴア以外の防寒着を着込む。今日は下山するだけなので山頂でのんびりしてから下山にかかった。
西峰から見た東峰 | 西峰を下る |
西峰から見た前小河内岳〜二児山(クリックで拡大) | |
岩稜帯を下る | 間もなく岩稜帯を抜ける |
岩稜帯終了。2920m峰へと登る | 2920m峰から下る |
2760m肩から見た南ア北部(クリックで拡大) | |
2760m肩から見た烏帽子岳〜二児山 | |
2766m峰への登り返し | 霞んでいるが黒檜山 |
今朝塩見小屋を出発した人の下りと重なり、人の姿が多い。2920m峰近くまで来ると登りの人とすれ違ったが、今朝三伏小屋を出発した人だろう。中には植生復元の資材を背負ったボランティアもいた。ご苦労様。下りでも塩見小屋をパスして本谷山まで歩きとおして休憩。おっと、森林限界付近ではたくさんの登りの人とすれ違ったが、明るくなってから三伏小屋を出発した登山者だろう。
本谷山再び | 本谷山から見た塩見岳 |
本谷山から見た北アルプス(クリックで拡大) | |
三伏山へ下る | 稜線越しに顔を出す大沢岳 |
三伏山山頂 |
三伏山から見た三伏小屋 |
三伏山から見た赤石岳〜前茶臼山の稜線(クリックで拡大) | |
三伏山から見た大日影山〜小日影山 | |
三伏山から見た塩見岳 | |
三伏山から見た白根三山 | |
三伏山から見た北アルプス(クリックで拡大) |
本谷山まで来て霞が晴れ始めて北アルプスが微かに見え始めた。三伏山でもちょっとだけ休憩し、最後の北アルプスの展望(と言っても微かだが・・・)を楽しむ。
山伏小屋テント場。今日はテントが多い | 山伏小屋 |
登山口再び | この沢で水浴び |
林道わきで枯れた笹を目撃 | ゲート到着 |